桜色の瞳【壱】

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『ん……』





起きるともう深夜だった
隣には沖田が寝ている





なんかもう目覚めちゃったな…





縁側に座り、満月の月を見つめた





私、もう、此処にいられなくなるのかな…

皆と一緒に居たい
戦いたい
笑い会いたい
時には泣いて悲しんで家族みたいに暮らしたかった。
死ぬまでずーっと





でももし、私を狙うような動きがあるとしたら皆も迷惑を掛けちゃうんだ…