『同い歳なら敬語とかいらないね!』




鈴鹿「そうだね!!」




嬉しそうに笑う鈴鹿さん、可愛いなぁ
って私レズかっ!!!////





鈴鹿「あ、そういえばこの前男の人達が変な話をしてたのよ…」





『変な話??』





鈴鹿「えぇ。なんか能力がなんとか〜って」




ギクッ



今能力って言った??
もしかして…香月一族が関わってるんじゃ…





『その話、詳しく聞かせて』





鈴鹿は桜海の真剣な声と眼差しに驚きながらも話を続ける





鈴鹿「えっと…二人の男の人のうち一人が




能力を持つ、あの一族の末裔が生きていた、なんて言ってたけど…能力だなんて、ねぇ?存在するのかしら」





ふふっと笑う鈴鹿だったけど桜海は顔を青くしていた





鈴鹿「桜海さん??大丈夫?」






『っ!!!だ、大丈夫だよ!!ボーッとしてた、ごめんごめん』






鈴鹿「でも顔色が悪いわよ?」






心配そうにのぞいてくる鈴鹿





『だ、大丈夫だって!!!』






鈴鹿「そう?ならいいけど……」




『その男か此処へ来たのは何回目?』




鈴鹿「その時が初めてだったわ



なんかその人達、変わった着物きてたし、あんな会話してたからよく覚えてたのよね



ほら、桜海さん新選組じゃない?だから話しておこうかと思って…」





『そっか…ありがとう』