『さ!帰ろ!!早く帰らないと鬼に怒られちゃうからね!』




平助「確かに〜!!」




帰ろうと足を踏み出した…が






「そこの者。金目のものを出して去れ。




さもなくば殺すぞ」





そこには3人の浪士がいた





平助「そんなのねえよ!!」





『平助……殺るの?』コソ




平助「向こうがその気なら殺るしかない」コソ




『分かった』コソ





「何コソコソしてんだよ、あぁん?」





「あ?お前女か?



めちゃくちゃ美人じゃねーか!」





なんでバレてんの?!男装は完璧な筈…




「なんでバレたかって思っただろ」




エスパーか!!!?





「いや、声に出てんだよ…身体みりゃわかる




まあいい!!だったらお前!!俺たちといい事しようぜ」





『やだ〜そんなの〜。私この人がいいの』





「へーえ。それなら力尽くで奪うしかねえなあ?」





3人の浪士が平助に斬り掛かる





ーーーーーキィイィイン




刀のぶつかり合う音




ドスッブシャッ




3人を斬り捨てた平助が心配したように駆け寄ってくる




平助「桜海!!怪我はない?」




『大丈夫〜ありがと!』




平助「お、おう///」





そこからは何の問題もなく屯所へ帰った