桜色の瞳【壱】

土方「ここは女人禁制なんですよ?!」





近藤「わかってる。でも沖田が言う程なんだから相当強いんだろ?
そんな人材が欲しかったんだ。それにこの子が長州の手に渡ってしまうのも惜しいからな




それに此処では男として扱うからな」





沖田「まさか君。近藤さんの誘いを断る気じゃないよね?」





ひゃぁあぁ!!黒っ!!黒っ!!くろーーー!!





『っ分かりました。長州の手に渡るかもという事なら心配ないですよ。私は長州の仲間になんて絶対になりません。』





近藤「それはどうしてかな?」





『私の家族を殺したのが長州だったからです。あの日から私は長州の奴らを殺すべく、京の都を歩いていたんです』





近藤「…そうだったのか、気の毒に」





『別に同情は求めていません』





近藤「そうか…
早速だが君の剣の腕を見せてもらいたい。






入隊試験だ」