桜色の瞳【壱】

珠羅父「美月姫。悪く思わないでくれよ。少しばかり君のチカラを借りる。」




姫??何の事だろうか…





『なぁに?珠羅のお父さん??』





そう言って幼い頃の私に何やら呪文を唱えている





珠羅父「姫に宿りし龍よ。解き放て。




そして香月一族を亡き者へ……」





龍??さっきから浮かんでくるのはハテナばかりだ。




そこへ珠羅が走って来た





『ひぐっ!!!』





バタッ





“私”は意識を失って倒れた





倒れている“私”を抱き抱えたまま珠羅は珠羅のお父さんに叫ぶ





珠羅「お父さんやめてよっ!!!美月ちゃんが!!!!」






ーーーーーザシュッ





!!!!!!





美月は目にも留まらぬ速さで立ち上がり、刀で珠羅のお父さんを斬った





珠羅父「ガハッ さ…すがだ……」





バタッ





何してるの、、、、




そこには心を無にしたような表情の幼い私が立っている





そのまま無言で歩き出した





どこへ行くの。
そっちは…家族が居るところだよ??





そんな姿で行ったら皆が!!