❁.*・゚沖田side❁.*・゚




桜海が見つかって本当に良かった。



今迄の荷が凄く軽くなった気がする




桜海が消えてからの僕の気分とか最悪だったからね



だから見つかってよかった




でも気に入らない点がある。




それの原因はこいつだ。
この、身長が高くて真っ黒な髪の、いわゆる美青年。




何で手を繋いでるの?




何で桜海はこいつの事を“ゆー”なんて、あだ名で読んでるの?




無性に腹が立つ




さっきから黙ってばかりの男が口を開いた




幸「俺は佐々木 幸。さくちゃんの相棒」





さ…さく、さくちゃん…((イラッ




斬っちゃおうかな…ムカつくし




でも此処は抑えておこう




何なのこいつ。桜海の何なの??




もしかして、恋仲とか…




物凄い焦ってるのが自分でもわかるくらいだった




桜海は……この、幸とか言う男の事が好きなの、かな





桜海「どうしたの?沖田??……大丈夫?」





心配そうに覗いてくる
久しぶりなもんだから照れてしょうがない






『だ、大丈夫……////』





でも今言わないとまた離れていってしまう気がした





❁.*・゚沖田sideEND❁.*・゚