❁.*・゚幸side❁.*・゚




長州藩であろう男が6人。





そのうちの誰かが新選組を潰すなんていうような言葉を発した時、隣に居るかづから物凄い殺気を感じた





桜海「ゆー。行くよ」




いつもより低いトーンで呼ばれてビクッとしてしまう




『っあ、あぁ』




俺が走り出すよりも早いスピードでさくちゃんが男達に向かって突進していく




『っ!!!!』





早い…!!!!





風のように走る彼女をただ見つめることしか出来なかった





抜刀し、一瞬にして斬った





肉を切り裂く音と、男達の悲鳴が暗闇へと消えていく




彼女の瞳はとても冷徹で背筋がゾッとした





その時俺はさくちゃんを怖いと思った