すると周りを取り囲っていた火の玉が、勢い良く私に向かってやってくる。
驚きと恐怖に縮こまるようにその場にしゃがみ込む。
神様、いいことをなんて願うのやめます。
極々普通に生活できればそれで良しです。
この状態をどうにかしてください。
するとヒュンと耳元で風を切る音がする。
何が起こってるかは分からないけど、でも何かが体に当たったりして痛い思いをしていない。
恐る恐るゆっくりと顔を上げると、私の目の前で火の玉の動きを止めている綺麗な女の子がいた。
10歳くらいの年頃なのに、大人っぽさがすごい。
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