よく見れば神々しい光と共に空を舞う白い…… 蛇?いや、でもあれは…… 空想上の生き物であって、現代社会にいるわけが…… 「り、龍……?」 何度目を擦って見てもそこにちゃんといる。 何かがおかしい、撮影なわけない。 この人は一体なんなの? ここは一体どこなの? 疑問が次々と現れてくる中、嘉さんは静かに片手を天に向けた。 「我、嘉が命ずる。此処において白蘭の契を」 そう嘉さんの凛とした声が大きくこだまする。