……確かこれ桔梗だっけ? でも確か、桔梗って紫だったような…… 真っ白なその花びらを見つめながらうーんと唸る。 でもチューリップにも色々な花の色があるように、桔梗にも別の色があるのかも。 しゃがみこんでその花をじっと見つめた。 「……ここだと太陽の光浴びれないね」 少し寂しそうに咲く桔梗の花に小さく話しかける。 撫でるようにそっと花びらに触れると、しっとりとした感覚が気持ちいい。 癖になってもう一回、またもう一回とその花びらに触れる。