〈永塚組の人たち〉

永塚 源之助(ながつか げんのすけ)
70歳 男
永塚組の現役組長。
普段は穏やかなおじいちゃんだが、一度組長の立場を示す時は、永塚組を従える者としての貫禄を表す。
数年前に雇っていた家政婦が食事に混ぜた毒の後遺症で普段は1人で立つことも難しい。
永塚組で唯一琴葉のことを本名で呼ぶ。


永塚 梨々香(ながつか りりか)
14歳 女
季龍の妹。すこしばかりお転婆なところがある。
琴葉のことは慕っており、唯一の同性ということもあり、よく甘えている。


春木 信洋 (はるき のぶひろ)
24歳 男
季龍付きの組員。元はハッカーだったこともあり、機械関係全般は得意分野。
ふざけた態度をしているが、まれに見せる真剣な表情は周囲の雰囲気すら飲み込む。


田部 宗次郎 (たなべ そうじろう)

永塚組の旦那様付きと自ら名乗る。
琴葉の淹れるコーヒーにつられて顔を見せた。朝くらいしか琴葉は顔を会わせていない。


金瀬 暁(かなせ あかつき)
17歳 男
琴葉の見張りとして傍にいる。
態度は冷たい場合が多いが、琴葉には大体気を許し始めている。
身長が低いことがコンプレックス。
手際がよく、料理は並に出来るようになった。


南 奏多(みなみ かなた)
18歳 男
琴葉の見張りとして傍にいる。
琴葉には甘く、怒ることはそうそうない。琴葉を甘えさせるために抱き締めたりしているが、自分以外の誰かがやろうとすると本気で牽制する。
ものすごく無器用で、琴葉と暁に料理中手を出すことは禁止された。


瀬名(せな) 相須(あいす) 森末(もりすえ)
永塚組の下っ端3人組。
瀬名がスキンヘッド、相須が金髪、森末がサングラスと、特徴的。
琴葉の料理に感動し、仲良くなろうと奮闘中。


平沢(ひらさわ)new

永塚組幹部の1人。
ヘビースモーカーで琴葉と梨々香にちょっかいをかけることが多い。
本人いわく、気にかけている。
特に琴葉のことは娘のように思っている。


青海(おうみ)new

永塚組に突然やって来た大男。
季龍と梨々香が元々いた組にいた。
3年間山に籠り、暮らしていた。そのせいか、3年間風呂に入らなかったとか…?
梨々香の護衛。
永塚組に入るため、左の小指を差し出している。