***ウィリー side*** 天窓から差し込む柔らかい月明かり。 それに照らされるかのように眠るリーシェ。 しばらくの間ただその姿をじっと見つめていた。 時間が来るまであと……わずか。 壁にもたれかかっていたのをやめ、ゆっくりとリーシェに近づく。 パチンと指を鳴らし、リーシェの体を囲むように魔法陣を描く。 青白く輝くその光に俺は唇を噛み締めた。