***** 軽い足取りで自分の部屋へと帰る。 いつもなら誰もいないからただいまなんて言わないけど、待ってくれる人……じゃなくて悪魔がいる。 「ただいま!」 だけどいつものように返事はない。 あれ?部屋まで真っ暗。 光魔法を発動させられない私は異国で使われている“デンリョク”というものに頼って部屋の明かりをつける。 「ひっ!!」 明るくなった部屋の真ん中。 そこに腕組をしてしかめっ面をしたウィリーが出迎えた。