木漏れ日を見つめながら、小さく目を伏せる。 祈りの言葉は何度唱えても私を救ってはくれないじゃん。 まあ……魔法は発動してないんだもんね、仕方ないか。 「え!?違うの!?」 リックが驚いた声を上げたから、そっと横目で頷く。 多分なんだけどね。 どこの生まれかはハッキリ言えないし。 「だってリーシェの周りに精霊集まってきてるけど……」 「……え?」 今、なんて言った? 精霊が、集まってきてる??