もう一度、今度はドンッと響くように杖を叩く。 ピタッと音楽が止まり、会場も静まる。 いよいよ……か。 「リーシェ・クロウ!!」 バンッと小さな爆発音と共に紙吹雪が舞い散ってくる。 スポットライトの焦点が私に集まる。 へ??? 状況がまったく理解できないままでいると、周りにいた人達が私を見て拍手をしながら笑顔を向けてくる。 「おめでとう!」 「あんな魔法初めて見たわよっ!驚いちゃったわ〜」 同じ学校の生徒や、知らないおばさん。 みんなが私に注目する。