どうしてかは分からないけど、でも大切なことなのかもしれない。 断ろうとしようとするウィリーを止める。 ウィリーに目配せをして、ウィリーが肩を竦めるけど小さく頷いた。 「分かりました。では、祭が終わったらまたここへ来ます。そしたら案内してもらってもいいでしょうか」 兵士さんは、一つ敬礼をして踵を返してまた来た道を戻っていった。 祭はまだまだこれから。 ウィリーの手を取り、闘技場の外へと出る。 『いいのか?お前をこんな目に合わせた奴だぞ?』 少し怒り口調のウィリーに笑顔を向けた。