先程とは反対側の闘技場の通路へと案内され、一人ゆっくりと通路を歩く。 出来た……私、ちゃんと出来た。 じわじわと溢れてくるこの実感と嬉しさが足取りを軽くする。 外へと通じる扉の隅に壁にもたれ掛かるウィリーの姿が見えた。 気づけばいつの間にか走り出してウィリーの元へと向かっていた。 「ウィリー!!」 飛びつくようにウィリーに抱きつくと、我慢していた感情を吐き出す。