闘技場の中へと入り、差し込んでくる光の眩しさに目を細めた。 歓声が巻き起こって、光の眩しさに慣れてようやく周りが見えてきた。 何十万と数えるのが困難なぐらいの人の数に、私は回れ右をしてウィリーの元へと帰りたくなる。 ダメ、ここまで来たんだから。 動かなくなりつつある足を無理やり動かして指定の場所へ足を踏み入れた。 「……!」 見えたその光景に息を飲む。