ぱちんと頬を叩いて気合をいれ直す。 本番よ、リーシェ。 作戦はちゃんと練ったんだからきっと上手くいく。 『昨日の試験のように焦って爆発させるなよ』 「うぐっ……わ、分かってるわよ!!」 昨日の戦いの後、学校は何も無かったかのように日常に戻っていた。 リックの存在もみんなの記憶からは消えていた。 慌てて寮に帰ってからは、涙目になりながら試験の準備をしたけど…… 案の定、失敗。 あれだけ期待させておいて、先生のキラキラした瞳に構えすぎて先生も、試験場も爆発させちゃった。