『どうした』 「みんな緊張してるから、ウィリーのこと全然気づかないんだなあって思っただけよ」 『そういうお前もなかなかに緊張してるだろ』 痛い所を突かれて、そのままそっぽを向いた。 今のウィリーには全部見抜かれそうでなんか怖い。 でも少しだけ、肩の力が抜けた気がする。 ウィリーの持ってる力なのかもしれない。 私を落ち着かせるっていう変な、不思議な力を。