『!?まずいっ!!リーシ――』 リックの様子を見ていたウィリーが表情を変え、私の元へと近づこうとした次の瞬間。 空間が歪み大地が避けた。 宙に浮いてるにも関わらず大きく揺れた。 バランスを崩してそのまま尻餅をついた。 ゴゴゴ……と音を立てながら何かが地面の奥から這いずり上がって来た。 大きく目を見開いて見ていることしか出来ない。 バッと私を守るように翼を広げてやってきたウィリー。 そのウィリーの表情さえ固い。