でもいざ本人を前にすると急に顔が熱くなる。 ドキドキするこの気持ちが抑えられない。 真っ暗な部屋で良かった……じゃないと、真っ赤な顔見られる所だった。 ドギマギしてるのをバレないように、そっぽを向いた。 「ど、どこ行ってたのよ……」 『ちょっと色々とな。片付けるものを片付けてたんだが……その間に動くとは予想外だった』 何の話をしてるのかちっとも分かんないけど、バレてないならそれでいいや。