自分が馬鹿すぎて段々笑えてきた。 昔からこうなることが分かったから人と距離を取り続けてきたっていうのに。 それのに勝手に浮かれて舞い上がって。 毎日がキラキラしてるなんて夢を見て。 グイッと痛い程の力で引っ張られながら、最後にリックの顔を見る。 嬉しそうな笑顔で私を教室から見送った。 もう、私は誰にも頼れない。 元々一人だった私には居場所なんかない。 怪物にはお似合いだ。 これが私の結末なんだ。