「わたしっは、母の……血を受け継いで……なのに……!!」 『リーシェ……話してくれないか。お前の全てを』 ウィリーの気配が動き、 私の前で同じようにしゃがみ込んだがわかる。 もう、ここまで来たら隠せない。 ウィリーに全てを打ち明けるしかない。 涙を拭いゆっくりと顔を上げ、私を縛っている魔法を自分の力で解く。 唯一私が発動できる魔法。 呪文を唱えなくとも発動する、特別な禁忌魔法。 ふわっと魔法を解くと普通人にはないモノが現れる。