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それからの月乃はまるで別人のようだった。


ハガキにサインをさせたことで完全に気持が大きくなっている。


アンミから罵声を浴びせられればいい返し、龍輝に服を脱がされそうになったら構わず犯罪者扱いをしてののしった。


極めつけは百花へ言い放った一言だった。


「アンミの立場を狙ってんのはお前だろうが! アンミのパシリにもならないくせにアンミの隣にベッタリくっついてデマばっかり吹き込んでさ! アンミもバカだよねぇ! 百花のデマを100%信じちゃうんだもんねぇ!!」


月乃のその言葉は、アンミの平手打ちによって消えて行った。