早乙女凛子とホラーゲーム

「うわぁぁぁ!」




私は悲しみと悔しさと絶望が入り交じった感情を吐き出すように、ありったけの声で叫んでいた。




もう戻れない過去の私。




私は今から、赤い木刀で殴りつけている醜いゾンビと同じ姿になってしまう。




ゾンビウイルスの解毒剤なんて、もうどこにもないだろう。




私は発症を待って、ゾンビになるだけ。




私の未来は、もう真っ暗だ。




私はすべての感情をぶつけるみたいに、目の前にいるゾンビの私の頭を赤い木刀で殴っていた。




私は今、この世界のすべてを壊したかった。




だって、もう私の未来は終わったから。