早乙女凛子とホラーゲーム

私が振り下ろした赤い木刀が、ゾンビの私の首筋を捉えたとき、辺りに腐った肉が飛び散って、ゾンビの私の首がへし曲がった。




私は赤い木刀を握る自分の両手にズシリと重い衝撃を感じながら、おぞましい姿の私を見ていた。




普通の人間ならば、今の一撃で首の骨が折れて死ぬだろう。




でも、今、私が向き合っているのは、おぞましい姿のゾンビだ。




ゾンビの私は、首の骨を折られ、ヨロヨロと後退したが、やがて踏みとどまり、首がへし曲がった醜い姿でニヤリと笑った。