早乙女凛子とホラーゲーム

「凛子、オレたちは必ずこのビルの最上階で会おう。

それで、一緒にこの『ゾンビ街』を出るんだ。

行く道は違っても、ゴールは一緒だからな」




「わかってるよ。

私は大丈夫。

私は誰よりも強いから」




そう口にした私だけど、本当は不安で、胸がドキドキしていた。




私は一人で、ゾンビたちから逃れられる?




蒼太はちゃんと、最上階に来てくれる?




ここから上の階には、どんな危険が待っているの?




考えれば考えるほど、次から次へと不安が溢れてくる。




でも、私は行かなくちゃ。




この最悪の世界を抜け出すために。