早乙女凛子とホラーゲーム

「チクショー! 何だよ、これって!」




蒼太が私たちの目の前に現れた階段を見て、叫んだ。




「ドリーム社は汚いよ。

オレたちプレイヤーを孤立させて、ゾンビと戦わせるなんて……」




「ドリーム社の考えそうなことね。

このゲームの演出は、最初からゲスだから」




「きっと、五つの階段には、アタリとハズレがある。

ハズレを引いたら、きっと地獄だ」




「蒼太はくじ運が強い?」




「まぁまぁかな。

凛子は?」




「私は悪いよ。

こういうのって、自信ない……」




私は口にしてしまったその言葉に、自分の運命が引き寄せられそうな気がして怖かった。




私はこの肝心なときに、間違った選択をしてしまいそうで……。