早乙女凛子とホラーゲーム

「センタービルの50階から、『ゾンビ街』のプレイヤーは一人行動です。

プレイヤーたちは、別々の道を選び別れて下さい。

センタービルの50階からは、『ゾンビ街』のプレイヤーは一人行動です。

プレイヤーたちは、別々の道を選び別れて下さい」




一人行動? 別々の道?




私はその言葉を理解できずに戸惑っていた。




私は蒼太と一緒にこのミッションをクリアして、リアルな世界に帰るって約束していた。




だから、私たちはずっと一緒なはずだった。




私たちは運命を共有していたから。




〈 何なの? これって…… 〉




私はセンタービルの50階に着いて、ようやくさっきの放送の意味を理解し始めていた。




センタービルの50階には、五つの階段が用意されていて、私たちはその五つのうちのどの階段を上っていくかの選択を迫られていた。