早乙女凛子とホラーゲーム

バン!




銃声が鳴り響き、私は拳銃を握りしめる手に衝撃を感じていた。




そして次の瞬間、頭を撃ち抜かれた死神先生が、膝から崩れ落ちて、草むらの中に沈んでいった。




〈 私が放った銃弾が、死神先生の頭に命中した……。

私、死神先生を倒した! 〉




私はついに死神先生を倒したことに興奮し、呼吸が乱れ、息が弾んだ。




「凛子、やったな。

死神先生を倒したぞ!」




「死神先生はこの『ゾンビ街』の支配者みたいな人だよね。

蒼太、『ゾンビ街』のクリアが見えてきたよ」




「ああ、きっとオレたちは、この『ゾンビ街』をクリアできる!」




蒼太の笑顔に私の胸が弾んだ。




でもそのとき、このフロアにまだ残っているゾンビたちが、私たちに迫っていた。




「食わせろ!」




私がその声にドキリとしたとき、蒼太は私に話しかけた。