早乙女凛子とホラーゲーム

「ようやくここまで来れたのに、残念だったね」




死神先生がそう言って、痩せこけた不気味な顔で、微笑んだ。




「この階段は、お前らにとって、未来をつかむための一本道だ。

でも私は、お前らに未来なんてつかませない」




死神先生から伝わってくるマイナスのオーラって、いったい何だろうって、私は思った。




それはまるで、深い闇。

それはまるで、絶望の渦。




私は死んでもなお、生への執着を捨てない死神先生に、不気味な怨念のようなものを感じていた。