早乙女凛子とホラーゲーム

「凛子、あそこに階段があるぞ!

あそこから、上の階に行けるんだ!」




木々の裏に隠れていた階段が、私たちに姿を見せた。




私は息が苦しかったけど、迫りくるゾンビたちに怯えながら、全力で上の階へと続く階段へと走っていた。




あの階段を上っていけば、ミッションクリアに近づける。




私がそう思ったとき、私たちが向かう階段の前に、人影が見えた。




〈 あそこに誰かいる。

でも、そこにいるのは、いったい誰? 〉




私は走り続けながら、その人影が誰なのかを見極めようとしていた。




〈 あれは、死神先生だ! 〉




そのことに気づくと、私の心臓はドクンと跳ねた。




私たちが行くべき道には、最悪のゾンビが立ち塞がっていた。