早乙女凛子とホラーゲーム

私のすぐとなりで、動かなくなった巨体のゾンビを、私は恐怖で顔をひきつらせながら見ていた。




〈 危なかった……。

私はもう少しで、このゾンビに…… 〉




「ヤバかったな、凛子」




そう言って、蒼太が私の肩をポンと叩いたとき、私の体はさっきの恐怖で震えていた。




「オレたち、もう隠れても無駄みたいだ……。

ゾンビたちが今の銃声を聞きつけたから……」




私は蒼太のその言葉を聞くと、ドキリとして辺りを見まわした。




すると、残りの四体のゾンビが、私たちの居場所に気づき、私たちに迫っていた。