早乙女凛子とホラーゲーム

私たちがドアを開けたその先には、人工的に作られた森が広がっていた。




腰まで伸びている草に、生い茂る木々。




そして、それとはアンバランスなコンクリートでできた壁と屋根。




いつもと違うこの世界に、私は不安を覚え、嫌な予感を感じていた。




「食わせろ!」
「食わせろ!」
「食わせろ!」




ドアの外側からは、階段を上ってくるゾンビたちのうめき声が聞こえてくる。




私はその声におびえ、ゾッとしながら、自分の背後に目を向けた。