早乙女凛子とホラーゲーム

私はみんなと話しているうちに、緊張で胃がキリキリと痛んだ。




私たちはまるで、時間が過ぎる度に、少しずつ命が削られているみたいだ。




二時間という短い時間で消えてしまう小さなロウソクのように、今の私たちの命は儚くて、弱々しい存在だった。




「運転手さん、オレが地図を見て、場所を案内します。

地図で示す赤い丸の真ん中に行きましょう。

きっとそこが、一番、ドリーム社のロゴ入りの機械を探しやすいですから」




和真の後ろに座っていた眼鏡の男性、小野寺芳樹が、和真にそう話しかけた。




バスは芳樹のガイドの元、地図が指し示す赤い丸の中心に向かって走り出した。