早乙女凛子とホラーゲーム

「お嬢さん、更なる上の階を目指して、ミッションクリアにチャレンジしなさい。

でも、このことだけはくれぐれも忘れないように」

高藤はそう言うと、不気味な顔でニヤリと笑った。




「センタービルには、絶望が待っている。

お嬢さんがその絶望を知ったとき、お嬢さんはこの世のすべてを嘆くだろう」




〈 センタービルに潜む絶望って、何? 〉




私は高藤の意味ありげな言葉に不安になった。




今までだって、たくさんの絶望を私は味わってきた。




でも、もしかしたら、それ以上の絶望がこのセンタービルには潜んでいるのかもしれない。




そう思うと、私は怖かった。




私は本当に生きて、この最悪の世界を抜け出せるのかって……。