早乙女凛子とホラーゲーム

私たちは再び階段の前に立ち、その階段を見上げていた。




「この階段は、何階まで続いているんだろう?」




「わからないよ。

でも、結構、上まで行けるみたい」




「この階段が、最上階まで繋がってるといいな」




「うん、きっと繋がってると思う。

私はそう信じるよ」




また背後からゾンビたちのうめき声が聞こえてきた。




私が振り返り、ゾンビたちに目を向けると、不気味な姿のゾンビたちが、廊下を埋めつくし、私たちに迫っていた。




「行こう、凛子。

オレたちが向かう場所は、このビルの最上階だ」




私は蒼太のその言葉を聞くと、涙を拭い、小さくうなずいた。