早乙女凛子とホラーゲーム

「蒼太、このドアの向こうに行くよ」




私は決意を固めて、蒼太に言った。




「このドアの向こう側にも、もしかしたら悪夢が待っているのかもしれない。

だけど、私たちは行かなくちゃ……。

リアルな世界に帰って、みんなの仇を取らなくちゃ……」




扉一つ隔てた向こう側に、別の悪夢が待っている予感がしていた。




正直、私は体の震えが止まらなかった。




怖くて、今すぐ泣き出したかった。




でも、私は戦わなくちゃ。




私は誰よりも強い女だから。