早乙女凛子とホラーゲーム

「本当に、主階段がなくなってる……」




「センタービルに流れる放送はウソじゃないんだな。

もしかすると、この放送を頼りに、オレたちはこのセンタービルの最上階を目指すしかないのかも……」




「だけど、この扉の向こう側には何があるんだろう?

もしかして、この扉の向こう側にはゾンビたちが……」




「可能性はあるよ。

ここは『ゾンビ街』ミッション3の舞台だから」




私は蒼太のその言葉を聞いて、最悪の事態を想像していた。




ドアの向こう側に溢れるように存在するゾンビたち。




だけど、私たちの武器は数発の銃弾しか入っていない拳銃のみ。




もしもそんな状況に陥ったら、私たちは助からない。




私たちはゲームオーバー。




もう二度とリアルな世界に帰れない。