早乙女凛子とホラーゲーム

エレベーターの階数が一桁になって、エレベーター到着へのカウントダウンが始まる。




9階……、8階……、7階……。




エレベーターが一階に近づくにつれ、呼吸が苦しくなり、心臓がドキドキと音を立てる。




お願い、早く来て!




おぞましいゾンビたちが来る前に……。




6階……、5階……、4階……。




私は周りにゾンビが現れないか、不安な気持ちで辺りを見まわした。




だけど、ここにゾンビが現れる様子は少しもなかった。




〈 おかしい……。

物事が順調に運び過ぎてる。

今、私たちは『ゾンビ街』のミッション3に挑んでいるのに…… 〉




3階……、2階……。




私は息を止め、じっとエレベーターのドアを見つめた。




そしてエレベーターは一階に到着し、ゆっくりとエレベーターのドアが開き始める。




でもそのとき、私は目を見開き、息をのんだ。




ドアが開いたエレベーターの中には、醜いゾンビたちがところ狭しと立っていた。