早乙女凛子とホラーゲーム

「どうやらお迎えが来たようです」




この家の庭に、ジープのオープンカーが入ってきたとき、美紗が私たちにそう言った。




〈 ついに始まるのね、ミッション3が…… 〉




私がそう思って、車の運転手に目を向けたとき、私はドキリとして、息をのんだ。




〈 あの運転手って、明らかにゾンビよ。

どうして?

どうして、ゾンビが車に乗って…… 〉




運転手のゾンビは、真っ白な顔をした男のゾンビで、ところどころ顔の肉がそげ落ち、その部分だけが、血で赤く染まっていた。




「美紗さん、何でゾンビがオレたちを迎えに来たんですか?

あいつら、オレたちの敵なのに!」




蒼太がそう言ったとき、美紗はいつものように優しく微笑んで、蒼太に言った。