早乙女凛子とホラーゲーム

「蒼太に言われなくても、そんなことわかってる!」




私は泣きながら、蒼太に悪態をついていた。




「私は大丈夫だから、蒼太がしっかりしなくちゃダメなんだよ。

蒼太は頼りなくて、弱いんだから……」




私は倉庫の棚の終わりの方に目を向け、私たちが蘇りの薬を全部破棄する時間を考えていた。




もしかしたら、ゾンビたちに囲まれる前に、私たちは蘇りの薬を全部、破棄できるかもしれない。




急がなくちゃ……。




リアルな世界に帰るために。