早乙女凛子とホラーゲーム

私がなぎ倒した瓶が、コンクリートの床に落ちて割れていった。




私は泣ながらその割れた瓶を見つめ、深い悲しみに包まれながら次々と蘇りの薬をなぎ倒していった。




どうして私たちは、こんな世界に来ちゃったんだろう?




本当は、ちょっとしたお小遣い稼ぎの遊びのつもりだったのに、どうしてこんなことになっちゃったんだろう?




私はこの世界に来る前の自分に戻りたい。




みんなと楽しく笑い合っていたあの頃に……。




私が海斗のことが気になって振り返ると、海斗は死神先生ともみ合いになって戦っていた。




でも、相手は死ぬことのないゾンビだ。




武器がない海斗じゃ、きっと勝てない。




どうして海斗がこんなにも不利な戦いに挑まなくちゃならないんだろう?




やっぱり私はこの最悪の世界が許せない。




この世界を作り出したドリーム社が許せない。




私はリアルな世界に帰って、ドリーム社と戦うんだ。




この最悪の世界で死んでいったみんなのために……。