早乙女凛子とホラーゲーム

私は自分の体を調べていると、瑞穂の顔が頭に浮かんできた。




瑞穂はゾンビに引っかかれて、ゾンビウイルスをもらってしまった。




瑞穂は優しくて、仲間思いな女の子だったのに、最後は醜いゾンビに姿を変えて、麻美に撃たれて死んでしまった。




もしかしたら、私もそんな瑞穂と同じになってしまうかもしれない。




そう思うと、焦って、ドキドキが止まらなかった。




「大丈夫か、凛子?」




私は蒼太の言葉に、生きた心地もしないままに答えていた。




「たぶん、大丈夫よ。

私はまだウイルスをもらってないよ」




「お姉ちゃんもお兄ちゃんも、悪いヤツだね。

大切な蘇りの薬をこんなにダメにしちゃって!」




亜矢子は立ち上がると、憎しみのこもった目で、私たちをにらんでいた。