早乙女凛子とホラーゲーム

私は次々とダイナマイトに火をつけ、一階の工場の設備に投げ込んだ。




その度にダイナマイトは、けたたましい爆発音と共に、一階の工場の設備を火の海に変えていった。




「凛子さん、もう十分ですよ。

もう一階の工場の設備は、壊滅です。

蘇りの薬も、もうないはずですよ」




私は雄大のその言葉に、返事もせずに、一階の工場の設備に広がる炎を見つめていた。




この炎が、もっと燃え広がって、この最悪の世界を灰にして欲しい。




私はもう、こんなバーチャルな世界に翻弄されるのは嫌だから。