早乙女凛子とホラーゲーム

「でも、凛子。

あの二人はどうするの?」




私は麻美のその言葉に、胸が痛んだ。




「麻美、私だって海斗と蒼太が心配だよ。

でも、私たちは行かなくちゃ。

二人の頑張りを無駄にしないためにも」




麻美にそう言った私は、今にも泣き出しそうだった。




でも、私は泣くのを必死にこらえて、雄大に言った。




「私たちは、今から工場の設備を吹き飛ばしに行くよ。

『ゾンビ街』に立ち込める悲しみの連鎖を断ち切るのは、私たちしかいないから」