早乙女凛子とホラーゲーム

「男のくせに、あのだらしない姿って、何なの?

気合い入れなさいって、言ったのに!」




「雄大は、絶対にスポーツには向かないぜ」




「まぁ、体力に個人差はあるからさ」




「個人差があるって言っても、努力すれば、もうちょっとどうにかなるでしょ!」




「凛子、そう怒るなよ。

雄大だって、あれで頑張ってるんだぜ」




私たちが最上階から雄大を見ていると、一体のゾンビが雄大に近づいてくるのが見えた。




青い作業着を来て、雄大に迫ってくるそのゾンビは、白髪頭で老人のように見えたが、
それでも雄大よりは速いペースで階段を上ってきていた。