早乙女凛子とホラーゲーム

フロントガラスにへばりついていたゾンビの数が、五体、六体と増えていく。




そしてバスの座席の窓にも、ゾンビは群がり、窓に醜い顔を押しつけ、バスの中をのぞいていた。




ゾンビがバスに群がってきて、バスの中にはゾンビに怯えるプレイヤーたちの悲鳴が響いた。




バスの中がゾンビへの恐怖でパニックになっているとき、章は今にも殴りかかりそうな勢いで、和真に迫った。




「早くしろよ!

もう少しで、ゾンビはバスの中に入ってきちまう。

ウイルスに感染したら、オレたちまでゾンビになっちまうんだよ。

それでもいいのか?

あんたは、その責任を取れるのかよ!」




バスの中に章の怒声が響いたとき、私はバスの座席から立ち上がって、叫んでいた。