早乙女凛子とホラーゲーム

「ゼー、ゼー。

み、みんなは階段を上るの速いよ……」




雄大がフラフラになって、みんなに追いついてきた。




「だらしないわね。

男なら、戦いなさい!」




「でも、凛子さん……」




「雄大も機関銃を持ってるでしょ。

戦うのよ。

そして、倒すの!

リアルな世界に戻ったら、雄大は一から鍛え直しだからね」




雄大は私に言われて、機関銃を手に取った。




雄大は、『ゾンビ街』に来てから、まだ一度も機関銃を撃っていなかった。




だけど雄大は、私の言葉に背中を押され、初めて機関銃を乱射していた。